サイプレス
英名:Cyoress
学名:Cupressus sempervirens
科名:ヒノキ科
主産地:フランス、モロッコ、ドイツ、スペイン、イタリア、インド
抽出部位:葉と果実
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:ピネン、カンフェン、テルピネオール
ノート:ミドル〜ベースノート
<香りの特色>
ウッディーで軽くスパイシー、すっきりとしてリフレッシュさせる香り
この木が崇拝されていた島が、この木にちなんでキプロス島と名づけられました。学名の”Sempervirens”は、「いつも生きている」という意味です。四季を通じて変わらず常緑の姿をあらわしているのでしょう。そして、十字架はこの木でつくられたという伝説があり、そこからこれが死と結びつきがあると一般に信じられています。また、旧約聖書に出てくるノアの箱舟の船底はこの木で作られているといいます。
この木は、ゴッホの代表作のひとつ「糸杉と星の道」に描かれています。
この精油は、今日では香水産業で、とくに男性用香水を作るのにつかわれています。
<治療上の特性>
強肝作用、強壮作用、血管収縮作用、解熱作用、健康回復作用、抗リウマチ作用、殺虫作用、止血作用、収斂作用、消毒作用、制汗作用、デオドラント作用、瘢痕形成作用、利尿作用
★心にたいする働き
精神を浄化し、心に落ちつきを与え、ヒステリーやイライラ、怒りを鎮めます。
★体にたいする働き
過剰な体液にたいして働きかけるので、出血、浮腫、出血過多、鼻血、重い月経、発汗、とくに足の発汗過多、そして失禁に役立ちます。また、セリュライトにも有効です。
この精油には血管を収縮させる作用があるので、静脈瘤と痔疾にも役立ちます。また、循環器系にたいする強壮剤としての効果と、肝臓をじょうぶにする働きがあります。
生殖器系にたいしても有効で、とくに生理時のさまざまなトラブル、また顔面潮紅、ホルモンのアンバランス、過敏症などといった更年期のやっかいな症状に働きかけてくれます。
●注意すること
生理の周期を正しくする働きがあるので、妊娠中は使用を避けましょう。
ブレンドしてよく合う精油
ベンゾイン、オレンジ、クラリセージ、サンダルウッド、ジュニパー、パイン、ベルガモット、ラベンダー、レモン、ローズマリー