ミルラ(マー/没薬)
英名:Myrrh
学名:Commiphora myrrha・commiphora abyssinica
科名:カンラン科
主産地:中東、エジプト、ソマリア、モロッコ、エチオピア、エリトリア
抽出部位:樹脂
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:クミンアルデヒド、シナミックアルデヒド、各種テルペン類
ノート:ベースノート
<香りの特色>
スモーキーで、かるく麝香を思わせる香り
数千年もの間、「東洋の宝」の一つに数えられてきた没薬は、木の幹からとれる油性、ゴム質の樹脂です。むかしのエジプト人は、これを太陽崇拝の儀式の一部として毎日正午に焚いていました。また、没薬の殺菌力を利用して極上のミイラづくりに使われ、軟膏クリームを作ったり化粧品としても使われました。
また没薬は、幼子イエスへの献げものとしても知られています。
<治療上の特性>
強壮作用、去痰作用、駆風作用、健胃作用、抗微生物作用、殺菌作用、殺真菌作用、殺微生物作用、子宮強壮作用、刺激作用、収斂作用、消炎作用、消毒作用、通経作用、デオドラント作用、粘液過多治癒作用、発汗作用、癒傷作用、利尿作用
★心にたいする働き
気力が衰えたと感じたり、無気力になったときに、心を明るく高める作用があります。
★体にたいする働き
肺の病気一般に強く働きかけ、浄化効果を発揮して、気管支炎、かぜ、咽頭炎、カタル、せきのような各種の病気に有効です。また、婦人病にとても有効で、少量月経、白帯下、カンジダ性膣炎に効果をあらわし、子宮の閉塞を回復させる働きがあります。この精油は白血球を刺激し、免疫系を元気づけてくれます。直接的な抗菌効果により、病気からの回復を早めてくれます。
☆肌にたいする働き
パワフルな保護特性があるので、組織の変質を食い止めるといわれています。また冷却作用により、腫脹、皮膚潰瘍、ただれなどを好転させます。侵出性の創傷、ひびが切れた湿った肌をそれぞれ鎮め、湿疹、水虫にも有効です。
●注意すること
通経剤になるので、妊娠中は使用を避けましょう。
ブレンドしてよく合う精油
ベンゾイン、クローブ、サンダルウッド、フランキンセンス、パチュリ、ラベンダー