ペパーミント

英名Peppermint
学名Mentha piperita
科名:シソ科
主産地:アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、イタリア、フランス、インド
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:メントール、メントン、1.8-シネオール、イソメントン
ノート:トップノート


<香りの特色>
清涼感のある、鋭いメントールの香り

多くの種類があるこのハーブはヨーロッパ原産ですが、これは日本にもアメリカ合衆国にも生育していて、現在はアメリカ合衆国がペパーミントの主要供給国となっています。しかし、この植物は湿り気のある気候条件がなによりも好きなところから、イギリス産のペパーミントが最上のタイプであることは確かなようです。

<治療上の特性>
強肝作用、強心作用、去痰作用、駆虫作用、駆風作用、血管収縮作用、解熱作用、健胃作用、抗神経障害作用、刺激作用、歯痛緩和作用、収斂作用、消炎作用、消毒作用、頭脳明晰化作用、制吐作用、胆汁分泌促進作用、鎮痙作用、鎮痛作用、通経作用、乳汁生成阻止作用、発汗作用、鼻粘液排出作用、麻酔作用

 

★心にたいする働き
冷却する性質から、怒ったとき、ヒステリーをおこしたときなどの状態を好転させます。精神的な疲労と抑うつには効果をあらわすでしょう。

★体にたいする働き
ペパーミント油は、濃度によって冷却作用と加温作用の両方をあわせもっているので、粘液の流出をとめ、熱を下げて発汗を促すことによって風邪のよい薬剤になります。また、喘息、気管支炎、コレラ、肺炎、肺結核にも効果があるようです。
消化器系の不調にも効果があり、とくに急性の症状にたいして大きなはたらきをします。胃の筋肉をリラックスさせ、食中毒や嘔吐、下痢、便秘、鼓脹、口臭、吐き気、乗り物酔いなどに有効です。また、偏頭痛、頭痛、歯痛、花粉症や鼻づまりにも良いでしょう。
刺激作用により、手足の全体的なしびれ、ショック、貧血症、めまい、失神などにも用いられます。

☆肌にたいする効果
毒素のうっ滞をとりのぞくので、皮膚炎、白癬、疥癬などにたいして役立ちます。また、毛細血管を収縮させる力と冷却作用により、かゆみ、炎症、日焼けのしすぎを和やらげます。皮膚を軟化させ、にきびを取り去り、脂性の肌とヘアを美しくするはたらきもあります。

●注意すること
刺激が強いので、多量の使用は避けた方がいいでしょう。妊娠中も、使用は避けて下さい。

ブレンドしてよく合う精油
ベンゾイン、サイプレス、シダーウッド、パイン、マジョラム、マンダリン、ラベンダー、ローズマリー