ローズ
英名:Rose
学名:Rosa damascena・R.gallica・R.centifolia
科名:バラ科
主産地:ブルガリア、モロッコ、トルコ、フランス
抽出部位:花
抽出方法:水蒸気蒸留法(ローズオットー)または溶剤抽出法(ローズアブソリュート)
成分の一例:シトロネロール、フェニルエチルアルコール、ゲラニオール、ネロール
ノート:ミドル〜ベースノート
<香りの特色>
ふかく、あまく優雅で、幸せな気分にさせてくれる素晴らしい香り
何世紀にもわたって人々がとても好んできた花の代表ともいえるローズですが、アロマテラピーで使用されるローズの香りには「ダマスクローズ」「レッドローズ」「キャベッジローズ」の三種類があります。中でも、ダマスクローズから抽出されるローズオットーは”精油の女王”といわれる、貴重で優雅、かつ高価なものです。またレッドローズは”くすり屋のバラ(アポセカリーローズ)”の別名があるように、中世のころは肺の疾患を治す薬として使われました。
十九世紀、フランスのバラ産業が急激な発展をとげて以来、バラは香水と石鹸の成分として広く使われています。
<治療上の特性>
緩下作用、強肝作用、強壮作用、強脾作用、健胃作用、抗うつ作用、催淫作用、殺菌作用、子宮強壮作用、止血作用、収斂作用、消炎作用、浄血作用、消毒作用、胆汁分泌促進作用、鎮痙作用、鎮静作用、通経作用、利尿作用
★心にたいする働き
心を穏やかにし、抑うつ、悲嘆、嫉妬、怨みなどといった感情をほぐすのに効果があります。心を明るく高揚させ、神経のストレスと緊張を和らげてくれます。とくに、女性には自分自身にたいする肯定的な感情を抱かせます。
★体にたいする働き
子宮の強壮剤となり、月経前緊張症をやわらげ、月経痛を緩和させ、月経周期を正常にさせる働きがあります。また、性的な障害、とくに冷感症、インポテンツを好転させます。
血液循環を活発にし、毛細血管を強化することで、心臓を強壮にする働きがあります。また、体内を浄化し毒素を排出する働きから、二日酔いにも有効でしょう。
☆肌にたいする効果
すべての肌質に有効ですが、とくに老化した肌、乾燥肌、硬化肌、敏感肌に効果があります。強壮・緩和の両特性により肌を引き締め、きめを整え、はりを持たせ、炎症を鎮めてくれます。にきび、吹き出物など肌のトラブルに役立ちます。
●注意すること
肌の敏感な方のご使用は、ローズオットー(水蒸気蒸留法)をおすすめします。通経作用があるので、妊娠中の使用は避けたほうがいいでしょう。
ブレンドしてよく合う精油
オレンジ、カモミール、クラリセージ、サンダルウッド、ジャスミン、ゼラニウム、ネロリ、パチュリ、パルマローザ、ベルガモット、ラベンダー