ローズマリー

英名:Rosemary
学名:Rosmarinus officinalis
科名:シソ科
主産地:フランス、チュニジア、ユーゴスラビア、スペイン、ポルトガル、イタリア
抽出部位:葉
抽出方法:水蒸気蒸留法
成分の一例:1.8-シネオール、ピネン、カンファー、ボルネオール
ノート:ミドルノート


<香りの特色>
クリアでしみとおるような、リフレッシュ感のある強い香り

ローズマリーという名は、ラテン語で「海のしずく」という意味です。これは、この植物が水辺に好んで生育するためです。この植物は若返りの媚薬として有名で、14世紀、リウマチに悩む70歳を超えたハンガリー王妃エリザベートがこのハーブにより見事に若返り、隣国ポーランドの若き国王から求婚されたというエピソードが残っています。それが、”ハンガリーウォーター”として今に伝わっています。
また、ローズマリーのもつ消毒作用はフランスの病院でも認められ、伝染病が流行っていた頃、病棟で焚かれていたといいます。

<治療上の特性>
強肝作用、強心作用、駆風作用、血圧上昇作用、健胃作用、抗うつ作用、抗神経障害作用、抗リウマチ作用、刺激作用、収斂作用、消化促進作用、消散作用、消毒作用、頭脳明晰化作用、胆汁分泌促進作用、鎮痙作用、鎮痛作用、通経作用、発汗作用、瘢痕形成作用、癒傷作用、利尿作用

★心にたいする働き
脳細胞を活気づけ、頭脳を明晰にして記憶力や集中力を高めます。無気力な時にはヤル気を起させ、精神を活気づけてくれます。

★体にたいする働き
血液の循環を促し、発汗や利尿作用により老廃物を除去する働きがあるので、筋肉痛や通風、リウマチ痛などの緩和に効果をあらわします。また、強心剤・心臓刺激剤にもなり、低い血圧を正常に高めます。貧血症にもよいでしょう。
肝臓のうっ帯を取り除く働きから、肝炎、肝硬変症、胆石、黄疸や胆管閉塞症などにも効果があり、消化器系のトラブルも好転させます。
頭痛や片頭痛、生理痛にも有効です。利尿特性により、体内の水分滞留の解消や、セリュライトと肥満にも役立つでしょう。

☆肌にたいする効果
強い収斂作用により、肌を引き締め、脂性肌やたるんだ肌をいきいきとよみがえらせてくれます。肌のうっ帯、むくみ、腫脹を好転させます。刺激作用により、頭皮のトラブルにもよい働きをし、ふけを止め、ヘアの成長を促進します。

●注意すること
刺激性の強い精油なので、高血圧、癲癇症、妊娠中の人は使用を避けましょう。

ブレンドしてよく合う精油
オレンジ、グレープフルーツ、シダーウッド、ゼラニウム、フランキンセンス、バジル、ペパーミント、マンダリン、メリッサ、レモングラス